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2006年6月 7日 (水)

playoff通算成績で紐解く NBA Finalのゆくえ(2)

前回に続き stats を見ていこう。

前回は double-double のランキングを載せたが、
18位にdouble-double 2回の Josh Howard , DAL が入っている。
17GP 34.9MPG 17.4PPG 7.2RPG 1.2APG 0.9STPG 0.6BLKPG

Antoine Walker , MIA は、1回で27位にランクされる。

ここでの注目は、彼らのプレイングタイムだ。

ノビツキー 42.4MPG (1ゲームあたりの平均プレータイム)
ウェイド   41.1
ウォーカー 37.8
ハワード  34.9

彼らがNBA 2005-06 Playoffの50傑に入っている。
有能者ほどプレータイムが長い。これは当たり前のことだが、
ここまでプレーオフで両チームともに17ゲーム戦い抜いてきた中で
それは「疲労」の蓄積度数と言い換えてもいいはずだ。

ちなみにピストンズは18ゲームだが、チームトップがウォレスの35.7分となっており、「使えるメンバーが5人しかいない」と言われながらも平均12分以上のベンチタイムを設けていることになり、充分にファイナルに向けた体力温存をしてきたと言える。

そして体力温存の最たるプレーヤーがいる、Shaqだ! 
なんと32.2分と、1ゲームの間に16分もベンチに座ってきたのだ。


次に【リバウンド】について両チームに加え、代表チーム候補などに選ばれているプレーヤーを抜粋してみる。
2006finalrebound
注目は Erick Dampier , DAL だ!
13ゲームプレーして平均23.6分の出場ながら、オフェンスリバウンドが平均3本。
Shaqですら3.5本だから、この数字がとんでもない(Shaqに次いで3位)ものだと理解できると思う。
重ねて<RP48>つまり、もし48分プレーした場合の換算値が 12.2 と RP48の10傑に入る程だ。

そして DeSagana Diop , DAL も特筆に価する 13.7RP48 だ!
これはRP48の6位ながらも、ランク50入りしているマブスの4人の RP48 がほぼ二桁と言える脅威だ。
4人がコート上にいれば、Shaqに匹敵するだけのリバウンド力を発揮すると言える。

対してHeatは、James Posey の 9.9 RP48 が目立つ。


次は【ターンオーバー】に目を移していこう。
2006finalto

ランキングは、AST/TO つまりターンオーバーに対するアシスト率による順位付けだ。
ここで、Heat James Posey が4位にランクし 4.5 AST/TO を記録し、
Playoff 10ゲーム以上のプレーヤーの中ではトップである。
つまり、上で見たようにリバウンド貢献度が実は高いながらも、
ミス(ターンオーバー)が少ない上に得点に繋がるパス供給がうまい。
ちなみに STL/TO つまりターンオーバーに対するスティール率が 2.75 で全体4位だ。
どちらも同僚の Jason Williams , MIA を上回る状況だ。

しかし、もっと驚くべきはマブスの4人が2以上の AST/TO を記録してランクされている点だ。
誰がボールを持っても、アシストのチャンスを逃さない上に、ターンオーバーも少ないチームだと言える。

これだ!

前回記事に書いた、マブスを見て「なんか知らんけど強いなぁ」と思ったのは、これだったのだ。


チャンピオンリングを獲得するのは、マブスだと公開予想したい。


ここまで敢えて中心選手については触れていない。しいて言うならば、ノビツキー&ウェイドのプレイングタイムであり、特別長いことが怪我に結びつかなければいいという位であり、またこの二人を欠いては観る者の興味を半減させるから、そうならないことを祈る。


そして、ここまで主力ながら名前の出なかったプレーヤーの「でき」が、案外鍵を握ったりするのかも知れない。
Udonis Haslem MIA

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