« キリンカップ in 越谷総合体育館 | トップページ | 世界選手権クリニックにブロンコス »

2006年7月23日 (日)

佐古の目で見たキリンカップ第三戦

前日の敗戦からどれだけ巻き返しができるのか注目の第3戦。

スカパーで佐古賢一選手の解説で生放送だったが
用事があって出掛けたため、本日録画観戦。
佐古選手のコメントを中心に見ていこうと思う。


◆2Q終盤の佐古コメント

<1>山田のインサイドにボールが入ると囲まれるので
   外の空いているところにさばくことで
   ボールの動きを大きくしたい

<2>1対1からの攻めが続くとマズイので
   バランスを取ってからパスを回して
   攻めた方がいい

<3>イランはキャッチングシュートが多い。
   逆にインサイドに入ったボールに
   イランディフェンスが過敏に反応する点を
   意識して選手の間で情報交換して欲しい


◆前半終えてのコメント

 佐古「自分達のミスが邪魔している」

  ・これは、1対1にはしらずに自重しろ、の意味でしょう
 
 (ターンオーバー 14-8 のスタッツを見て)
 佐古「引き離すべき時にミスがでている」

 佐古「勝負所で重要なのは気持ち。
  コートで急にやることを変えろというのは無理。
  今までやってきたものを表現することを忘れずに」

  ・代表の自覚を持って、かつ平常心でいけ!
   という意味の応援メッセージだろう


◇ハーフタイムショー
 ばっどバツ丸 と バツ丸ダンサーズ
 これは子連れの観客の多かった越谷でやるべきだった…


◇午前中のクリニックについて
 佐古選手/外山さんが指導
 ・バスケを楽しむこと
 ・一人でも練習できるドリルを紹介した

  とのこと。「ノックダウン」をしている様子を映像紹介
  ※ノックダウンは本館ブログを参照のこと
    http://blogs.yahoo.co.jp/kawashiman7200/33129957.html 

◆3Q
2本連続スリーを決めた川村が今度は、左45度でパスを受けるが撃てず、パスを返すのかと思いきや、ガラッと空いたスペースを見るやドライブインを決める。
ジェリコ監督はガッツポーズと、川村に親指を立てて「Good!」シグナルを送る。
カウントワンスローを撃つ前の川村の表情が 「俺が代表のエースだ!」と言っているように見えた。
このプレーと雰囲気がチームに波を呼んだ。
その後の公輔・古田のブロックを生み、公輔のダンクを演出できた。このブロック時に川村もゴール下に入って
果敢にブロックに飛んでいた姿があった。
2戦に折茂がよくDFリバウンドに飛んでいた光景といい、シューターが身を呈してプローする姿が回りを活気づけた!


◆3Q残り40秒くらい
網野がドリブルカットされ、相手速攻を追い掛けシュートファウルを取られた。ジェリコ監督もすぐタイムアウトを取り、網野に激しく注意した。
佐古コメントにあった無理に1対1を仕掛けたシチュエーションだが、実際にはもともとトップにマッチアップするハズのディフェンスがさがっていて、到底抜けそうもないところに突っ込み、そのディフェンスの目の前でドリブルを
突くという初歩的なミスだった、、、

前半残り1:12の節政のパスミスもそうだった(東芝の試合でも一本くらいやらかすのだが)、日本選手は全体を見渡す視野が狭いのと、パスが弱い。不用意なバウンズパスなどがいくつか見られた。


◆4Q
 残り5分 佐古コメント
 「中にボールが入っても竹内なんか攻める気がない。
  これを見てイランのディフェンスが外に出てしまう」

  ・第2戦のレポートに書かせてもらったが
   それに比べれば攻め気は見られたと思っていたが、
   佐古の目にはまだそれが無いと映るのだと知った。
   第2戦に比べてパスが回るようになったので、いいかと
   思ったが、基本的な部分は変わってはいないのだ。
   2Q途中の佐古コメントにあった
   「普段の力しか出せない」が物語るのは
   ハビットスポーツの辛いところなのだろう。


◆試合終了
佐古「心がけ次第で変わることを選手がわかって欲しい」

佐古「20のターンオーバーは多すぎる。10くらいに抑えればもっと点差がついた試合だったハズ」

ジェリコ「広島で奇跡を起こす!」


試合後のインタビューで五十嵐がこう答えていたようだ。『ここではいつもフォーメーションを組んで、速攻をださずに』
http://www.s-move.jp/basketballwc2006/item_11544.html
この消極的な感覚を無くさない限り、使ってもらえないし、第2戦のようなゲームになってしまうということを百戦錬磨の佐古が指摘していた訳だが、残りの日数でこのギャップが埋まるのだろうか。
柏木はファイティングスピリットを前面に出して、いいプレーを繰り出した。
網野/折茂がポイントゲッターとして定着しそうだし、公輔が安定感を見せた。
公輔はイラン13番の10リバウンドを抜く12リバウンドというのは頼もしい。
ボーダーラインにある山田は持ち味を十分発揮した。2戦で代わりに使われた伊藤もいいものを出せた。攻め気を増し、ミスを無くすことがロスター入りのポイントだろう。
プレイングタイムを貰えなかった、伊藤/譲次と、モモカンを食らって交代した柏木が気になる。

さぁ次は、キリンインターナショナルだ!

<スカパー放送予定のお知らせ>

「世界選手権ゾーン予選レビュー」
 8/1〜17 [ch182]
  アメリカ大陸 4〜8日
  ヨーロッパ大陸 9〜14日

「世界バスケ スペシャル座談会」
 8/4 19:00-21:00
 倉石平/小野秀二/塚本清彦

Vfsh0177
今日手に入れた自治くじ「世界バスケ」版


<余談>
「バスケ、バスケ、世界バスケ」というナレーションは同じで富士山にダンクするCMバージョン。
どうみてもダンクに見えないし、ボールの掴み方が不気味だ・・・PR下手には参る。

|

« キリンカップ in 越谷総合体育館 | トップページ | 世界選手権クリニックにブロンコス »

コメント

佐古に関連する「ファイブ」を急いで取り寄せて読んでます。

「いすず」では、佐古はPGとして、プレー中に認識・調整・指示することを小浜監督に仕込まれたそうです。

日本やイランのように、1on1の個人技でバコバコと得点することが難しいチームにおけるPGの役目が、この佐古のコメントにあるのだと思います。

投稿: kawashiman | 2006年7月24日 (月) 13時20分

佐古の言葉、含蓄がありますね。
コート上でどの程度佐古が言うようなことを感じて選手間で共有できているのかが、気になります。
あとでの反省はともかくとして、プレー中に認識するの、難しいですよねぇ。

投稿: 機種依存 | 2006年7月23日 (日) 23時58分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/75118/2769465

この記事へのトラックバック一覧です: 佐古の目で見たキリンカップ第三戦:

« キリンカップ in 越谷総合体育館 | トップページ | 世界選手権クリニックにブロンコス »