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2006年7月16日 (日)

バスケットボール界の今後の展開~スポーツの楽しみ方(その二)

前回スポーツの楽しみ方を分類した中から、3つのポイントに絞って詳細を見ていく。

 <1>現地会場で観戦
 <2>試合結果
 <3>「やる」ための場の提供

◆1◆ 現地会場で観戦

単なる先輩の追っかけだった女の子5人組が「ファイト!ファイト!さつ高!」と応援するだけで、会場の同校応援者を巻き込み、コートの中の負傷したキャプテンを勇気付け、残り15秒で3点差まで追い上げるまでの原動力となった。

最後には相手高のチアリーディングから5人組がエールを貰い、最後の試合を終えた先輩キャプテンはチームを引き連れ、5人組が率いる応援席に対し「すばらしい応援ありがとうございました」と礼をした。

応援することで試合に参加できることを知り、そこにチアダンスを「やる」という夢を見つけた『ダンドリ。』の主人公:要(かなめ)。

バスケをやってると聞いて見たドラマだが、単純ながらもスポーツを「ささえる」ことの楽しさを表現したシーンだった。

思い起こすと、こういう応援をしてもらった覚えがない・・・。

日本の場合は、体育館に観覧席が無いに等しく、「みる」スペースが提供されていないのである。
また、部活は個人の参加活動であり、学校を代表していると学校側に認められるのは、県大会以上に勝ち上がった場合のみではないだろうか?
強くて勝つから応援するのだろうか?ましてや全国大会出場となると、授業を中断して強制応援だったりする・・・捉え方によっては応援の意味が違うように思えることも事実である。

『ダンドリ。』の要のように、最後の試合で先輩に錦を飾って欲しいという想いを込めて、現地応援に行くのではないだろうか?例えそれが市内の大会の一回戦でも、だ。

アメリカでは映画でみられるように、地元の高校や大学のスポーツ応援は少なからず応援団が存在しているはずだし、そのためにどんなに小さな学校でも体育施設に応援席が完備しているようだ。
知人やチームや地元を応援する気持ち」と「応援することでスポーツを楽しむ」ということ自体は、文化的な活動である。授業科目のひとつである「体育」の延長として捉えられる日本のスポーツは、残念ながら文化的なものではないと言えそうだ。

応援することで楽しむ、応援してもらうことで力をもらう、そして「みる」ことから「やる」ことに繋げるという影響力については、巨人にいた松井がよく口にし、現場に応援しに来てくれた子供の「みる」チャンスを潰したくないがために連続出場にこだわっていた。
裾野を広げるための地味ではあるが、強い信念であり、プロ意識だと言える。

◆2◆ 試合結果

バスケブログ仲間の日記を覗くとチームのスタンス・方向性を嘆くケースが見受けられる。

思い起こすと勝ちに行くチームを作るのか、バスケを楽しむチームとするのか、大学で体育会ながら自分らの代になった時に議論があった。結果、勝ちに行く派のゴリ押しとなったが、実はギクシャクした関係が卒業後までひきずられた気もする・・・
ちなみにわたしはチームのまとまりなくして始まらないと考え、どちらにも強く賛成しなかった気がする。

そして、中学・高校にみられる勝利至上主義的な顧問の方針に従うのみの部活。行く果てには体罰までいってしまう訳だが、誰のための試合なのだろうか?そんな中で「やる」スポーツを楽しめるのだろうか?はなはだ疑問であるし、卒業を機会にその競技を離れてしまう結果を招いてはいないだろうか。楽しむべきスポーツであるならば、指導者が子供から競技を奪う権利はないのである。

試合には結果は付き物なのはわかるが、前回分類したように「やる」なかにも、
 ・スタメン
 ・ベンチ入り
 ・補欠

という枠で考えると実際に身に染みて次に生かすべき教訓を見つけるのは「スタメン」あるいはベンチの中でも交代してプレーした者だけだ。変な意味ではなく、コートの中で戦うのはバスケであれば5人だけであり、敵との間合いや迫力を感じたり、他人にわからないミスを知る(隠す)のもコートに立つことで得られる貴重な体験なのである。

スポーツを「やる」上では、こういった感覚こそが試合をすることでの経験・成果・結果なのではないだろうか。

スポーツの楽しみ方(その三)へつづく

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バスケの世界選手権が今年は8月に日本で開催されるということはしつこく書いてますが、いまいち、世間は盛り上がっていない(;´д` ) すくなくともネット以外の知り合いでそんなこと知ってる人、見たこと無い。 そんな現状を憂いていたら、素晴らしいことを思いついてしまった。( ̄ー+ ̄) そうだ!ブログの女王、眞鍋かをり様のブログにトラックバックしてみよう!! 注目度が高いブログだけにほぼ埋もれてしまうこと間違いなしだが、 何かの間違いで本人の目に止まるかもしれないではないか?! ...ま、それ... [続きを読む]

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