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2006年7月10日 (月)

バスケットボール界の現状(2)~ファンの創造(その三)

いかに中間層を「みる」バスケに誘い込むかの私案を述べたい。

 ※中間層とは[中学以上の現役プレーヤー]と[バスケ未経験のスポーツ好きな社会人]とする

これまでバスケットあるいはスポーツ観戦に興味のなかった層が口にするのは、

・ルールが難しいから、見てもわからない

といった声も多いようです。実際はいくつかのケースに分けられます。

<1>観たこともないが観なくて済むための口実
<2>実際に見て審判のジェスチャーが理解しづらい
<3>もっと観たいけどルール理解を深めないと楽しめない

我々がバスケットボールに興味の無い人を観戦に引き込むためにターゲットとするのは、まず最初にあるパターン<1>だ。いわゆるズブの素人層である。

いかに凄いかを口で説明しても伝わりません。例えば
「野球やサッカーみたいに得点が入るのをジッと待つ必要はなくて
1分に1度の割合で得点するシーンを見る度にスカッとするよ」
といったような誘い文句を誰もが持っていなくてはならないでしょう。
専門用語を言えば言う程、逆効果になってしまうのです。

<2>
次に会場に足を運んでもらえたならば、ルールの簡単な解説をしている資料を配布して欲しい。これはリーグ側の仕事だ。事前にネットでダウンロードして入手することも苦ではないが、やはり現場に行って手に入るのがミソだ。
審判のジェスチャーと照らし合わせて見てもらう「マイ・ルールブック」になり、次の試合にも持って来るという応援グッズとして携帯できる形がよいと考える。

<3>
もし、突き詰めてルールの理解を深めたい向きならば、「ルール理解スクール」をクリニックの代わりに試合前に開いてはどうか?
コートに入ってもらい、審判のジェスチャーと次のプレーへの入り方などを教えてもらうコミュニケーションの場の創出でもある。
選手や審判などからレクチャしてもらえば、真剣に聞いてもらえそうだし、興味の度合いも深まるに違いない。アメリカと違い誰もがバスケットに親しんでいる訳ではないのだから、この位の過保護さは必要だろう。

 □簡単なルールの解説のアィディア
  pg-kさんのブログ【pg-kのbjリーグ観戦記】より
  「まずはこれを覚えよう! 」(2006.06.05)
  
  

バスケ観戦に引き込んだ次は、「みる」バスケの楽しみ方をうまく表現し、伝えることが大切になっていく。

野球観戦が日本に適す訳は武蔵と小次郎しかり、1対1で対峙して闘うことが讃えられてきた点があげられる。K1人気が何故なのかもわかると思うが、その最たるものは国技:相撲だ。民族性としてピッチャーとバッターの対決をじっくり見るのが好きだから、娯楽の一つとして野球が楽しまれてきたのである。

そこで、バスケの1on1の見方を整理し、何がどう凄いのかをビジュアルで示すのはどうだろう!
ステップ/ドリブル/フェイク/シュート】といった分野を区切って解説すべきではないだろうか。

こういったアプローチが民族性に訴え、受け入れてもらう道を切り開くのだ。

「みる」バスケに誘い込むためのツールはこんな感じだ。

そして最後のステップは「やる」バスケの入り口として体験型のコミュニケーションの場を提供したい。
誰でも参加できる「シューティングクリニック」だ!

バスケを「やる」ことでバスケの楽しさを知ってもらうためにも、リングにボールを入れる実体験をしてもらいたい。
サッカーのような豪快さがないバスケットのシュートの魅力が、実はダンクではなく「華麗さ」にあり、芸術性の高さであることをアピールしたい。
シューティング系の競技で唯一撃つ瞬間にパワーではなく、しなやかさを必要とされることを味わって欲しい。その感覚を堪能してもらえればしめたものではないだろうか?

第三弾は、「バスケットボール界の今後の展開」と題し、クラブチームの形態の必要性について迫っていきたい。

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