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2006年7月20日 (木)

社会人がスポーツを継続できる場の創造と存続

高校・大学・プロを出た社会人が硬球で野球をする場がないこと、またプロ野球の球団再編や実業団チームの廃部が続く状況を受けて結成された茨城ゴールデンゴールズ(以下GG)。

元プロ野球選手を多数コーチに招いたこともあってか、「実況パワフルプロ野球」ゲームではGGチームでも遊べるようになり、チームの人気は高揚したと言える。また、今年は全国のクラブチームと対戦する大会を控えている。

 ※いかにたくさんのお客さんにエンターティメントを
  楽しんでもらったのかがわかる
  水戸:くろばね商店会のGG応援サイトに見つけたGGの写真
 

公式野球による子供への野球教室なども念頭に、野球普及のために大道芸人を演じた欽ちゃんが、テレビ取材に答えた「野球好きだけど、、やめるヨ」というセリフは、皮肉にも行き場をなくして競技を離れることを決めたスポーツプレーヤー達の代弁のように聞こえ、本当に寂しさ・やるせなさが伝わった。

GGは、去年の9月には全日本クラブ野球選手権で「NOMOベースボールクラブ」と対戦し惜敗した。

野茂はアメリカ独立リーグの球団を買収するなど、野球の普及には熱心だ。日米通算200勝達成で「05年度 朝日スポーツ賞」を受賞し、そのスピーチの壇上で、「賞をあげる方も、あげる責任というか、今後そのスポーツを、その競技を考えていただければいいなと思います」と語り、スポーツマスコミなどを批判しつつ希望を述べた

地域によっては「リトルリーグ」組織があるが、たしかに社会人は実業団などが主たる野球を「やる」場なのだろう。

調べてみると、『義務教育を終了した方であれば男女を問わずだれでも競技者登録をすることが可能で、都市対抗やクラブ選手権をはじめとするJABA日本野球連盟公式大会に参加できる』とし、JABAはクラブチームでのプレーを推奨しているようだ。

 JABA:「クラブ野球の仲間を広げよう
 

こうしてみると、サッカーも野球も、トップである協会がきちんと競技普及のために尽力しているのがよくわかる。

いづれにしても、「やる」人にとってのメジャースポーツでも、社会人になった後の競技活動継続の場を提供してスポーツプレーヤーを「ささえる」続けることが重要になってきている。未来の子供のためにも、その芽をつぶすことなく育てて欲しいものだ。

育てるのはプレーヤーであり、ファンであり、地域だ。GGは、地域に根ざし、多くのファンを生み、プロアマ球界の間に風を通したのだから、次の一歩を踏み出すことを許容・熱望されるだろうと考えたい。

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コメント

ariesさん、落ち着くところに落ち着いたようで、よかったです。

欽ちゃんは、野球か芸能人の道に進みたかったと「波乱万丈」(NTV)でやってました。

来週は、騒動についても少し触れるようです!

投稿: kawashiman | 2006年7月24日 (月) 13時16分

>育てるのはプレーヤーであり、ファンであり、地域だ。
まさにその通りです。本当にそう思います。
だからこそ、私たちが遣らなければ。今やらないと子供達の世代がどうなるのか。伝承すること、これは私たちの責任でもあると考えています。

投稿: aries | 2006年7月21日 (金) 01時24分

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