« 2006年7月 | トップページ | 2006年9月 »

2006年8月29日 (火)

折茂選手がのこしたもの

今回の記事はスポーツライター:三上太さんのブログ【バスケ徒然草】の記事「これからのために・・・」に呼応して書く。

三上さんの折茂選手評「大会が始まらないとわからないほどの小さな溝」はキリンカップの試合前のシュート練習時点で垣間見た気がしていた。

リング2個を使えたのに、選手の年代でスッパリと分かれていた。(12の代表の椅子を賭けていた時期だからライバル同士な訳だが)折茂が川村のシュートフォームをチェックしてあげながら談笑するといった光景を見たかった…

でも本戦では、そんな部分や連携面で少し埋まった溝を魅せたくれた気がする。

それがあったからこそ、折茂談の「今になって、ボクも代表の大切さがわかってきた」に多くの後悔の念をみた気がし、TBSディレクタTさんのブログで読んだ『折茂の涙』がそれを象徴したようだ。

36歳でやり直しは出来ないけど、日本バスケの環境がそうさせただけで、折茂の過去の選択が間違っていた訳ではないことを彼自身が整理付けられるまではしばらく時間が掛かるのかも知れない。

でも、バスケあるいは折茂選手を知らなかった新たな観戦者に「日本一のシューター折茂ここにあり!」と披露(マスコミは取り上げなかったけど全試合2桁得点は折茂だけでは?)し、記憶に残ったことは輝かしい彼の功績の1ページであり、彼はそれを誇りにして欲しい。

そして、その折茂の世界選手権での姿は、これからのバスケ界の【目標】になると疑わない。

ベスト16のドイツvs.ナイジェリアと、米観戦から家に戻ったときに息子には「190cmになって、折茂になれ!」と伝えた。JBLや今大会でのフリーになるための動き方、シュートフォームでの肘の使い方などを見せようと思ったからだ。

「若手が折茂を当てにしてたか?」という三上さんからの命題についてはそうではないと考えたい。
少し心身が弱まったことで逃げただけではないだろうか。少なくとも若手はW杯日本サッカーが酷評されたような「シュートすることを拒んでパスに逃げた」訳ではない。そういう意味ではプライドを賭けて前向きにトライした。
ただそれがクリエイティブに場面を作ることに徹し、確実に得点することに執着できず、個人プレーにしかならなかった・・・これは精神面よりも場数の経験の無さであり、視野の広さ・思慮の深さにまで関係するスキル部分だろう。

JBLでは個人プレーをする機会はそんなに多くなく、外人選手の独壇場。
今回の結果はハビットスポーツゆえの悲しさだ。上にあげた状況判断力の源について、駆使する場面の経験が足りなかったのだ。
その上、1on1で切り抜ける経験も少ないという二重苦を背負っていることになる。

これまでわたしは国内リーグにおいて外人歓迎派だった。しかし代表強化のためには、トップリーグでは女子バレーのように外人禁止も必要だと今わかった。
(今後のプロリーグでの)代表選手のプレイングタイムを、協会が真剣に考えるきっかけになった参加結果とも言えるのではないだろうか。

ただ、ベテランにも体力が無かっただろうが若手にもニュージーランド戦の残り5分には体力は無く、顔に生気が見られなかった。それはTBSの放送でゴール下からレポートした塚本さんだったと思うが「足にきてますねぇ~。シュートがショートしてますから」という言葉が全てを物語った。コート上にいる選手の運動能力を上回るだけの駒が他にいなかった・・・その無念さを覚えた。
この辺は代表に限らず、きちんと中学・高校でのバスケ用のトレーニングの仕方の指針を協会が出すべきだと思う。
数ヶ月海外で合宿を組んだ所で爆発的な進歩となる訳はないのである。
こういったことも考えて、改めてバスケはハビットスポーツだと痛感する。

折茂は、スタメンで長いプレイングタイムを重ねてきたことで地道に創られてきた「体」「心」「技」を持っていたことを忘れてはいけない。

わたしは彼が大学のリーグ戦優勝決定シーンで、初めて先輩から回ってきたパスを受け、ラストショットを決めたシーンをこの目で代々木第二で見ている。その時から彼の経験の深さの積み重ねが始まっていたはずだ。誰も真似のできるような経験ではない。
また「ファイブ」を読み、ライバル佐古と共有し続け、切磋琢磨してきた点を知った。二人ともに経験をぶつけ合い、成長し合った歴史があったと知り、なるほどと深く感銘を受けた。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年8月24日 (木)

国際大会の怖さ

日本 vs. ニュージーランドをTBSで観戦

五十嵐の表情は、チームリーダーとしての自負と自信に満ち、コート上で各選手に声を掛けていた。その姿に高校・大学の先輩:佐古選手の影を見た気がした。
本当に五十嵐は一皮剥けた!
これだけマスコミにとりあげられていることは意に介さず、代表プレーヤーとして自分の資質に磨きを掛け、この大会でプレースタイルをも成長させている。

この変化を画面を通して見ることが出来た裏には佐古選手からのエールに応えるべくトライした五十嵐のプライドが覗けて見えた気がする。

朝日新聞は大会前から高校野球の次に世界バスケを大きく取り上げてきた。他紙の具合はわからないが、女子バレーより写真も写真を含む記事が紙面に占める面積もデカイ!

試合記事とは別にコラム欄や特集で、レジェンドやbjリーグを引き合いに出し、国内バスケ事情を紹介してきた。取り上げたい内容がいくつかあったが時間が無く今日に至る。

ニュージーランドとの決戦日の朝刊のコラムは佐古からのメッセージだ。
一貫して、コミュニケーションとバランスを強調している。(引用して紹介したい)

『日本が3戦目で初勝利を挙げた。自分としてもすごくうれしい。』

『第2戦のアンゴラ戦はもったいなかった。身体能力ではとうていかなわないアフリカ王者に個人で勝負を挑んでしまい、日本がやりたいバスケットを相手にやられた。』

『前日の初戦で強豪のドイツに善戦できて、自分たちは力があると錯覚したのだと思う。チャレンジ精神を忘れていたとは言わない。が、チームでなく個人のチャレンジになってしまっていた。』

個人のドリブルに頼る場面の多かったアンゴラ戦とは違い、ショートパスがよく回っていた。』

 →ドリブルミスがニュージーランドでも目立った。3回程あったろうか、やってはいけないミスだったが、これもプレイングタイムをこま切れに与えられ続け30分近くプレーしたことのない経験不足だったように思う。譲次のシュートミスも同様だ。ニュージーランドの目一杯のディフェンスと張り合ったことがボディーブローのように効き始めた4Qの頃には譲次の顔からは生気さえうかがえない程だった・・・

『アンゴラ戦では一度も組まなかったハドルもパナマ戦では組んでいた。コミュニケーションをとり、チームとして戦えたことが勝利につながったと思う。』

経験を積んだ佐古からの的確なアドバイスだったのではないだろうか?

同様の気持ちを語る人を見つけた。佐古と同級で、同様の経験をしてきた元全日本女子のシューター、元全日本女子アシスタントコーチの萩原美樹子さんだ。佐古賢一オフィシャルサイトのGuestRoom Vol.5 に見つけた。

sakoken.net 佐古賢一オフィシャルサイト

ニュージーランド戦での前半の精神状態は、ホームの応援に応えラストチャンスをものにするぞ!といった意気込みが前面に出ていたが、後半は別人だった。
リードをよそに「どうやったら勝てるんだろう?」と模索し続け、勝つためにファウルをセーブし守りに入ったことでターンオーバーを呼ぶという空回りをしていった。
網野の怪我というアクシデントが網野のプレイングタイムを削ってしまったことも痛かったが、やはり折茂をフリーに出来なかった点が課題として残った。
派手ではないが手堅いディフェンスを敷くニュージーランドに、うまいように先回りしてチャンスを潰されていった。とは言うものの神懸かり的な折茂のシュート成功率は国際試合では彼のベストゲームと言っていいのではないだろうか。バスケファンの目に胸に、そして折茂ジュニアの心に刻まれたことと思う。

柏木・節政をPGとして使えないと戦前から判断しての起用方法だったが、その判断が特定選手のプレイングタイムを長くし、4Qに踏ん張り切れなかった点が悔やまれる。
ジェリコの采配というよりも、これが日本の体力面の実力(民族的な筋力などの特性)だということだ。

明日の奇跡よりも、今日の現実を見つめることを忘れてはいけない、という佐古・萩原さんのメッセージを今一度噛み締めて欲しい。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006年8月22日 (火)

日本代表 パナマ戦の評価

パナマ戦を観て、戦前の私的対策と対比させて検証する

●リバウンドを頑張る!

敵ガードのランニングジャンプしての飛び込みバウンドについては、無かった。
これは身体能力としてパナマのガードが敵センターの後ろから飛び込むだけのものが無いというだけで、ニュージーランドあるいは決勝ラウンドでの対戦相手にそれがないとは言えないため、是非強化して欲しい点だ。

●ドライヴインからのレィアップを決める!

連続得点した桜井がディフェンス側に背中を預けてのレィアップで得点するシーンのスローが見れた。やればできるのだ。

しかし、試合を通して、アウトバウンズにも、ファウルにもならずに、レィアップをブロックされたケースが3~4本はあったのではないだろうか?(いや、もっとか?)まだまだ勿体無い感が強く、これだけで8点をみすみす失っているという改善意識は必要だろうと考える。

次のジェリコの指示は「積極的に突っ込め、そして決めろ!」として欲しい。

●シューターをフリーにさせる

折茂がビビッて撃っているシーンもまだあったが、協力者:スクリーナーからの手渡しパスを受けて余裕でスリーを決めるシーンが3度程あったと思う。まさに私案が的中したシーンだ。そして折茂は確実に決めてくれた。

川村も気持ち良く一本決めたが、形勢が有利になった頃で敵の集中力も切れていたと考えられ、今後も同じようには決められないと認識を改める必要はありそうだ。

●集中力を切らさない

”おごり”を捨て、皆が後が無い状況を理解し、目一杯頑張り、集中力は維持できた。

古田が何故か37分のプレータイムだったが、大治や伊藤に集中力が無かったとは思えず、何かあっての起用だったのだろうと感じた。次はツインズのスタメンすらありそうだ!

・今夜ツインズのドキュメンタリー番組がTBS深夜 0:25~0:55 より

解説での佐古@アイシンの指摘「ただ突っ込むのではなく、バランスを取り、パスを回し、プレーヤーを走らせるゲームメークが必要だ」という点で節政が役目を担うべきだったのだろうが、若手のイケイケの雰囲気に馴染めずターンオーバーを犯し引っ込められた。いよいよ節政を使うタイミングが難しくなったが、むしろチームとしてケミストリーは生まれているので、節政を優勢時には使わないことになりそうだ。

●ゴール下の攻防

なし。

リバウンドとドライヴインからのフィニッシュ、アウトからのシュート確率が勝敗を決めるだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006年8月21日 (月)

日本代表に必要なプレースタイル

パナマはドイツよりもアンゴラに似ている体格とのこと。具体的な対策は立てやすいだろう。スカウティングは、しっかりできていることだろう。
何点か自分なりの対策を書いてみることとする。

●リバウンドを頑張る!

 実はアンゴラ戦では敵ガードがランニングジャンプしての飛び込みオフェンスリバウンドが多かったようだ。
これを防ぐには外で守っているガード陣が正体してのブロックアウトをし、ゴール下への侵入を絶対に防ぐ必要があります。これに成功しなければ結果は同じものとなる・・・オフェンスリバウンド20本取られては戦いにならない。

●ドライヴインからのレィアップを決める!

 アメリカ vs. プエルトリコの試合を観てわかったのは、アローヨのドライヴインでの体の使い方とシュートのタイミング。

右45度からのドライヴインはシチュエーションは五十嵐や桜井や柏木がたまに見せるケースと全く同じなのだが、ディフェンス側に背中を預け、かつ右手からボールを放つタイミングが一瞬早い。ひじが伸びきる前スッと手首だけで撃ってしまうため、ブロックをしようかと構えた時にはもうボールはボードに当たっているような感じだ。
その時、アメリカのゴール下には濃紺のユニフォームに包まれたプレーヤーが4人いたがゴールに吸い込まれるボールをただ見るだけだった。

ドイツ戦で柏木が第3クォーター残り1分13秒に決めたドライブからのレイアップは、彼らしくディフェンスに飛んできたディフェンダーに背中で当たり相手を飛ばしてから、腕を伸ばしてのものだった。クロアチアで体力測定してそれまでの記録を破ったのが柏木という体力の強さを持つがゆえの芸当で、バスケットカウントのおまけまでついた。

柏木の真似は他のガードにはできないが、アローヨの体格は五十嵐や桜井に近い。
彼らは突っ込んでレィアップを放ってはブロックされることをこの2戦とも繰り返していたが、あれは正直過ぎる。まともに体の向きを45度に進入し、片手を目一杯伸ばしてのレィアップは絶対にブロックされることを充分理解したハズだから、竹内に守らせてブロックされないアローヨのような体の使い方とシュートタイミングを身に付ける練習をする必要がある。(しかし、現地でのコートの練習時間が制限されているようで・・・)

原田さんのレポートを聞くと、ジェリコは「積極的に突っ込め!」という指示を出しているらしいが、その突っ込んだ後のフィニッシュの仕方を教えていなかったようだ。

●シューターをフリーにさせる

シュート確率の悪さは「充分にフリーな状況」で撃っていないことが原因だ。

ディフェンスに対峙しながら撃った折茂の肘がビビッて伸び切っていない点に注目して欲しい。彼がシュートフォームを崩す場合はディフェンスのプレッシャーを感じている時で自分よりも身長もジャンプ力もあるプレーヤーを前にシュートを狙っても簡単にブロックに遭うことがわかっているからこそ折茂はクイックモーションなどに切り替えるが、なかなか決められない。

日本チームはスクリーンを使ったりして彼をフリーにさせることに注力するべきだ。
日本では、一人でフリーになってボールをもらうのが一番うまいと言われる折茂がその技をもってしてもフリーになれないのであれば協力者を付けるべきだ。

川村も、協力者がいれば決めることが出来るだろう。ただし、それでも決まらないのは折茂との経験の差だがこれは埋めようにないだろう感じがしている。この感じを裏切って欲しい。

●集中力を切らさない

一人でドライヴインに挑み、ことごとくブロックされ床に叩きつけられたのは、ドイツ戦でプレーが通用すると考えた”おごり”があったに違いない。

解説の佐古@アイシンが言っていたが、ただ突っ込むのではなく、バランスを取り、パスを回し、プレーヤーを走らせるゲームメークが必要だと強調した。

わたしには、集中力が切れて佐古が指摘するような重要なことを考える余裕がなくなり、単に突っ込んだだけのようにすら見えた。一本一本を個人技のトライアルにするのではなく、もっと大事に確実に決めて欲しいものだ。

●ゴール下の攻防

敵チームから見て、ビッグマンによるゴール下のシュートは無い、と見切られてしまったことを跳ね除けるだけの頑張りが必要。敵にとって、ゴール下でのシュートを狙うことなく、外から入るのが折茂だけだとわかっての防御はあまりにも簡単過ぎる。大治がグィグィ、公輔がスィスィとゴール下を決めていきディフェンスを収縮させなければ折茂にスペースを作ってあげることはできないのである。

以上だが2時間後に迫ってしまった。観戦ポイントとしてチェックされたい。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2006年8月20日 (日)

【世界バスケ】日本代表の”プライド”

日本 vs. ドイツ
日本代表はホスト国として面目躍如の70得点で、本番で”プライド”を保った。
ゲーム中継で、アナウンサーが「大学生(竹内)がノビツキーにマッチアップすることはあり得ませんから」と話を振ったのに対し、解説:佐古元代表は『いや、大学生と言ってもナショナルチームのメンバーですから!(そんなアホなこと言ってるんじゃない)』と諭し、日本代表の尊厳を守ったのがとても印象的でした。

五十嵐が予定通り、彼の持ち味を存分に発揮でき、折茂がコンスタントに2桁得点し、節政が形勢立て直しの3ポイントを沈め、竹内ツインズはノビツキーをブロックしたり、ダンクを決めるなど、良い事づくしでした。網野/桜井なども期待通りの働きをし、キャプテン:古田もナイスパスを2度披露したり、大治も9得点と稼ぐなど、30分後に迫ったアンゴラ戦への布石を打った。

ちゃんと見れば「日本もなかなかやるじゃん!」という試合内容だったことが、開幕して一番うれしい。
2勝へのいいスタートをきれた。

スカパーで生観戦したが、他のゲームも生や録画で見たので少しだけコメントしておく。

アメリカ vs. プエルトリコ
アメリカらしいバスケを展開したが、それほど見所は無かったように思う。
初代ドリームチームの一個一個のプレーを作る余裕がやはり無い、、、先行き怪しい。
アメリカ戦ながらも客の入りが7〜8割くらいじゃなかったろうか?もっと怪しい、、、

アルゼンチン vs. フランス
トニーパーカーが親指骨折とかで欠場でフランスやや不利ながらも、とてもいい試合でした。
※今大会2試合目の保存版
試合内容もさることながら、会場のバスケットの楽しみ方がすばらしい。
常にいいプレーには反応し、ウェーブを楽しんだり、惜しみない拍手を送ったり、バスケの見方/楽しみ方を知ってると画面を通して感じた。いい試合をたくさん生みそうな会場だと感じた。
客の入りは札幌よりも埋まっていました、、、ここからも観る側の気合いが感じられました。

中国 vs. イタリア
ヤオミンは、始終しかめっつらでの30得点しての敗戦、、、本調子ではないのだろう。
録画をきちんと観てないが中国は苦しい状況と思われる、、、

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年8月18日 (金)

セバスチャン渋谷で目撃!

セバスチャン渋谷で目撃!

レジェンドの『ILOVE世界バスケ』キャンペーン?

渋谷マークシティの一階広場で ●セバスチャン・ジャーナル ●セバスチャンうちわ を配り、LEGENDの次のイベントを宣伝してました。

「世界バスケ、今からでも間に合うヨ!」 と呼び掛けていました。

普段は通らない場所なのに、今日に限って・・・開幕前夜にこんな巡り合わせがあるとはビックリした。

神出鬼没のLEGENDのいいところかな。 結構ひとだかりが出来ていました。

明日開幕!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年8月16日 (水)

Zeljko Japanへのエール

HDDレコーダーの空き容量が少ないため、「世界バスケ」に備え、ダビング・削除した。

ほとんどは削除となったため、ポイントを書き留めて、世界バスケ開幕へのエールとする。

【1】全日本学生選抜(U-21)戦

ジェリコHCコメント>
「折茂と節政は信頼している」とし、「フィジカルがまだだし、チームがバラバラだが他の選手には自分達の力で出場機会を勝ち取って欲しい。」

原田さんコメント>
「ライバル心を持って強く戦っている」

後のキリンカップなどを見ると意志の疎通が完璧ではないが、チームとして煮詰まってきた姿が見られる。折茂はスタメンの座を揺るがないものにしているし、節政は流れを変えるべく重要な役割を与えられている。

折茂と共にシュート練習をする川村に「折茂さんのシュート率がスゴイ!」と言わしめたようだが、川村よ、それでは日本のシューターの名を背負うには遠いぞ。

折茂は「世界バスケへの道」のインタビューで [ プライド ] と色紙に書いた。自分はこれまでスタメンにこだわってきたがトヨタ自動車でシックスマンをやって優勝した 2005-06シーズンの経験を買われて今回全日本に呼ばれたことを意気に感じ参加したと、説明した。彼のプライドがチームを救うことだろう。

【2】イタリア合宿後

ジェリコHCコメント>
中国戦で(連携プレーがうまくいき)「チームとしてまとまってきた」
「(合宿の)目的のほとんどが達成できた」とすがすがしい顔で言った。

もしかしたら公式コメントでは厳しい評価を下していたジェリコは、この時と最後の12人発表の時にだけチームを誉めたのかも知れない。奇跡を起こして欲しい!

【3】長崎合宿後

仕上がりの良さにご機嫌で自分から原田さんに近寄りコメントを残したとのこと。
この頃から丁度1ヶ月が経ち、コンディションをピークに持ってきているのだろうか?

【4】竹内公輔インタビュー(5/27)

NBAを最終目標にしていると吐露し、「スカウトの目に留まりたい!」と夢を語った。

4月中旬にBSで放送された バックス vs. ヒート のゲームを見てみた。ジェリコがクロアチア代表チームで育てたNBAプレーヤーのうちの一人:クーコッチ@バックスに注目すると、センターにディフェンスでつき、ヒート相手にリバウンドを取りまくって(8本)、得点も2桁(11点)をあげていた。しかもオフェンスではチームがスターに育てたいベルに常にパスを供給するという黒子に徹してもこのStatsだ。

竹内らよりも少し身長が高いながら、ブルズでは3番あたりでプレーし、外回りでのプレーを中心に行なっていたが、キャリアを重ねビッグマンのいないバックスでは5番、4番を無難にこなしている。

クーコッチを知る人ならば、骨格の作りは竹内よりも細身で、現在もブルズの頃よりは筋肉はついているが細いイメージは変わらない。クーコッチがNBAで、しかも直後にプレーオフ・ファイナルを制覇するヒート相手にこれだけのパフォーマンスを出せるポテンシャルは、フィジカル面もさることながら、メンタル面も強いのだろうと感じた。勿論、ジョーダンやピッペンと共にチャンピオンリングを手にしているという経験は言うまでもないが、バスケットのベースをクロアチアのクラブで、そしてジェリコに叩き込んでもらったことで身に付いたものだ。

竹内がこの数年でどれだけジェリコに仕込んでもらえたのか、本番で存分に披露して欲しい。

【5】五十嵐の夢

8/14のJSportsのインタビューで五十嵐が語った夢は、「田臥と(同じ海外で)対戦してみたい」と同級で結構仲が良いながら、これまでのキャリアでチーム対戦したことが無いという関係が言わせたセリフだが、所属する日立とプロ契約をしたこともありオファーがあれば海外に進出できる用意をしたのだから、是非本番で田臥に並ぶ評価を得て欲しい。

田臥はごくごくPG的なプレースタイルでNBAなどでは「得点力」が課題と言われ続けた。一方で五十嵐は、所属チームでは2番:SGで活躍し得点を武器にしているが、ジェリコに見込まれ全日本に入ってから1番にコンバートされた経緯もあり、二人のスタイルは対極にある。パスセンスは田臥に全く及ばないが、得点力は五十嵐が優位にある。

ここで田臥の名誉のためにフォローしておくが、彼の親友:伊藤聡士さんが雑誌「中学バスケットボール」に寄せているコメントには「(サンズでのNBAデビュー戦で)3ポイントシュートを決めたことが驚かれていましたけど、ああいうシュート、中学時代から外しませんでしたよ」と援護していた。

これは佐古選手が 8/15 の NEWS23 で全日本への抱負を聞かれ「シュート確率をよく!」に通じる。入れるべきところで決めることを田臥も佐古も体現してきた。
五十嵐には、本番でその力を見せることが日本の勝利に貢献する術だ。

【6】News23

ここ連日のNews23では Yao Min と King James を全面に押し出して、世界バスケへの注目を集めようとしている。Yaoのスピンムーブやパスさばきを見せたりして、バスケットのプレーの華やかさも見せている点で脚光を浴びる可能性を秘めている。

網野や桜井のインパクトのあるダンクや、柏木のアグレッシブなディフェンスなども欲しいところ・・・いかんせん五十嵐の顔のアップとレィアップだけでは、なかなかバスケがなんぞやというアピールが小さい点が気になった。日本チームをもう少しクローズアップして欲しいところだ、TBSは日本チームの試合しか中継しないのだし・・・

【7】世界バスケへの道

原田さんはさすが元全日本女子として五輪参加もしたオーラがあるのだろうか、選手にとっては大先輩だ。原田さんのリポートは的確でわかりやすかった。世界バスケ開幕10時間生放送でも司会を担当するそうだが、今後もバスケ界のために活躍を期待したい。

最終回の中原チューさんのコメントに、「楽しめ」「発想を大事にして欲しい」というのがあり、とても印象的だった。

コート上で楽しむことは不必要な緊張を無くし、頭の働きも通常と同じようになり、筋肉も過度に固まらずに力むことなくプレーが出来る。日本におけるこういった精神状態の作り方を常に訓練している場は少ないだろう。

また、バスケのプレーはフォーメーションという作った動き以外については、同じシチュエーションに遭遇することは稀で、常に瞬時にその場の全体を視野に入れ、最善策が何かを考え選択することの繰り返しである。その瞬間、瞬間でイマジネーションを働かせてプレーを作ることが必要とされる。
これらについてチューさんが大学のチームで指導者として取り組んでいるとのこと。

こういったメンタル面の成長も、本番で見せて欲しい。

本番まであと3日

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年8月15日 (火)

埼玉県広報誌 【世界No.1バスケ】

5月にも世界バスケが表紙を飾った「彩の国だより」8月1日号
埼玉県/彩の国だより 平成18年8月号/県政ページ〜いよいよ始まる!2006世界バスケ

Saitama2 表紙(画像をクリックすれば大きくして見れます!)は前回に比べると、かなり格好いいです!また、内容もかなり”らしい”ものになりました。(前回の内容はここを参照ください)

タブロイド版の約面分の面積を使った大会前最後の広報でしたが、一番目を引いた記事は、ボランティアのみなさんに意気込みを語っていただきました。というコーナーです。

 「おもてなしの気持ちを大切に、見に来た方や来日した方に気持ちよく過ごしてもらえるようにしたい。」

 「2001年ヤングメン世界選手権を観戦したときから、5年後はボランティアとして協力したいと思っていました。」

「さいたま新都心けやきひろば」ではパブリックビューイングを開催します!
(詳細は最上部のリンク先を参照ください)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年8月14日 (月)

キリン インターナショナル

キリン インターナショナル バスケットボール 2006

BOXSCOREや、レポートからみて・・・・

折茂のスリーが4本撃って1本も入らない。フリーな状況で撃ったのか、追いつくために無理に(作戦上)撃ったのかはわからないが、シュートは水物と言えども、これでは辛い。(しかも試合トータルで0得点…)
結果論としてスリーが1本でも入っていれば勝っていたのだからフィーリングを戻して欲しいものだ。

柏木のターンオーバーが指摘されているが、体調が良すぎて空回りすることもあるので本番でも常にアグレッシブに戦って欲しい。とは言えども、今回のターンオーバーは全体として上々と言える。この点はチームとして収穫と言える。

五十嵐については、賛否両論があるようだが、
2Pt 67%
3Pt 50%
FT  80%
Ast 3
の数字を見る限りでは完璧であり、チームトップの得点をあげた点は「復調した」と言っていいのではないだろうか?キリンカップでの彼とは別人プレーできたことが、一番の収穫ではないだろうか。

山田が外で得点(スリー3本中2本を決めた)した点は彼の特長を活かした結果であり、最後の椅子を争った成果を出せたと思う。が、リバウンド0は大きな課題かも知れない。

ママドゥ ・ヌジャイを中心にゴール下を固められた日本のビッグマンが、ゴール近辺で潰され、外からも入らないという姿が見えるが、この点については日本チームが抱える一番の課題と言えそうだ。
つまり、5番古田と交代した山田であればスリーを撃つために外に出るのは効果的だが、4番ポジションの竹内らの場合はペイント内も、外に出てもチェックされ速攻での得点しか望めなくなる点が懸念される。
オシムサッカーのように、ボールシチュエーションに合わせた走りこみとそこへのパス出しが必要とされる訳だ。

とは言え竹内兄弟でリバウンド18本、オフェンスリバウンドあわせて6本は彼らが目標に掲げた数字をほぼ満足しているのだから、決して悪い訳ではない。リバウンドへのモチベーションはキープして欲しい。

網野が最初のスリー1本だけ、節政はプレイングタイム3分0点というあたりが体力温存なのか、合宿疲れなのか、、、。桜井が少しはじけたようで期待できそうだ。

残り4日、メンタル面を調整し、フィジカル面は休め、万全を期して本番に臨んで欲しい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年8月10日 (木)

「企業スポーツ」から「プロスポーツ」へ(その2)

長期夏休みを頂き、9日ぶりの<つづき>をアップします。

これまでの流れは、右下のカテゴリ「総合型地域スポーツクラブへの道」にまとめた。

前回は同タイトルにて、企業スポーツについてまとめたが、今回はプロスポーツについてまとめようと思う。

プロスポーツへの道

アマチュアとプロの違いは、古くは1920年のアントワープ・オリンピック予選大会のマラソンで上位5人が失格になるという事件が始まりで、人力車夫・新聞配達、郵便配達、魚売りといった「脚力もしくは体力を職業とせる者」という理由でした。要するに、足を使って、お金を得ているというものでした。
<玉木正之さん著 [スポーツ解体新書] より>

日本では、戦後読売新聞社が(のちの)巨人軍を形成してアメリカメジャーリーグと戦わせたが、このときに参加した日本プレーヤー(三原・水原という後の巨人の名監督)はアマチュア組織(六大学野球OB会)から除名された。ここから、野球界でのアマとプロの隔たりが始まり、近年ようやく少しづつ雪解けの様相を呈してきた。
いいタイミングでゴールデンゴールズは立ち上がったと言える。

オリンピックで日本の活躍が少なくなったのは、選手育成を企業にまかせっきりだったからと言えそうだ。
ところが、メダル獲得者にはJOCから結構な金額のオリンピック報奨金を与えている。多額のお金を手にする意味では、もはや純粋なアマチュアと言えないのかも知れない。
逆に、JOCに肖像権管理を委任せずにトップアスリートがプロへの道を辿っているのは、いい傾向なのかも知れない。

バスケのプロリーグ

バスケ界では、企業スポーツとしてのトップリーグ(JBL)とプロスポーツ(bj)は、ともに実力の世界であり狭き門だ。
bjは2~3億円/年の運営費を必要とし、JBLスーパーリーグも1~2億円/年は支出しているとのこと。
バスケを「やる」ためのリーグ入りも大変だが、「ささえる」側も大変だ。

また、JBLを引退した選手をbjへの引き抜きを希望するbjファンの声もあるが、優良企業に籍を置き続けることで安定が約束されているがため、今は選手がbjに魅力を見出しづらいのは明白である。ただし、JBLでプロ化の話を進めるにあたり、その優位なセカンドキャリアを断たれることがプロ化への壁となっていたようで、来期以降の選手の動きには注目したい。

地域密着することでの成功

MLBは、地方都市を本拠として300のマイナーチームを設け、地域に密着して活動しているし、地元ファンが地元チームを応援するという構図が形成されている。

7月25日に佐々木主浩さんが古巣マリナーズの始球式に出て「あんなに暖かい歓声をもらうと、やっぱりアメリカはいいな、と思いましたね」というコメントを残したようです。
この発言には、MLBを経験したプレーヤーのみが知るファンとのふれあいの意味を見た気がします。

 MLBでサインが貰える場所・時間を佐々木さんがフジテレビ「MLB主義」(8/15)で披露していました。

「興行」とされるプロスポーツにおいて、日本プロ野球では人気がでても親会社の企業利益となり、一般市民のスポーツ環境改善につながらない。そういった一般のスポーツ環境改善のために重い腰を上げたのが当時文部省で、誰もが楽しめる【地域総合スポーツクラブ】を提唱した。

 平成12年度「スポーツ振興基本計画」→日本体育協会の取り組み
 

新潟ではアルビレックスが、Jリーグの地域密着マインドを引き継ぎ、次はプロ野球クラブを立ち上げるようだ。

仙台でも、Jリーグ:VEGARLTA と bjリーグ:86ERS が共存し、地域密着に向かっている。

おまけ

企業スポーツとプロスポーツの対比は、スポーツライター:二宮清純さんのサイトにて、この8月5日から始まったbjリーグ:河内敏光コミッショナーとの対談の中で、このブログで取り上げたのと同様の視点・キーワードで展開しているので是非目を通して頂きたい。
 河内敏光(bjリーグコミッショナー)<前編>「アリーナはエンターテインメント空間!」

「プロ」に着目して書いた過去記事を、本ブログ[新館]および[本館]より抜粋し、以下に列記しておく。

 プロ化競技の脅威・・・

 バスケ好きを呼ぶbjリーグ

 プロだからできる!

 田臥コールアップに必要なことの検証

 bjリーグのスポーツ・エンタテインメント性の検証(その2)

 bjリーグのスポーツ・エンタテインメント性の検証 ~スポーツ報道のあり方に思ふ(その3の2)

 プロ意識が取り壊す壁
 

次回からは、地域総合スポーツクラブのもたらすものについて、見ていきたいと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年8月 9日 (水)

世界バスケ:仙台ラウンド視察・・・?

夏休みで仙台に行きました。

「七夕まつり」の真っ盛りで、涼を少しだけ楽しめました。

Tanabata1【写真1】EAGLESVAGALTAと「89ERS」が一本の竹飾りに吹流しとして共存しているのを見つけました。(クリックすると画像は拡大します!)

  

Tanabata2

【写真2】世界バスケの「のぼり」が、(画像左の)アーケードの柱にたくさんあがっていました。壮観でした。仙台ラウンドも熱くなっているようです!

Yuyake 【おまけ】帰りの高速道路で車中から撮影した夕焼け

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年8月 2日 (水)

「バスケットボールパーク2006」

東海地区で「リーガ東海」を運営する団体バスケットボールクリエイトが主催するバスケイベントです。メインとサブ5面全てを使って、丸一日実施される大規模で、かつ内容てんこ盛りのイベントです!

8月27日(日)小牧パークアリーナ
http://www.bb-create.com/BBP/index.html

◆3ポイントコンテスト

リーガ東海オールスター
 
クラブチームトライアウト
 バスケットボールクリエイトが立ち上げるクラブチームのトライアウト

 参加希望は延田(ノブタ)さん宛に連絡!
 バスケットボールクリエイト
  TEL:0568-56-5940 nobuta@bb-create.com

◆3on3ゲーム
3on3@bb-create.com
代表者の名前、連絡先(電話、メール)、参加部門(男、女、混合)チーム人数で応募可能

◆塚本清彦クリニック

ヒューマンアカデミーバスケ学園長:塚本清彦氏や
中原雄氏、外山英明氏によるバスケクリニック

<対象A:小学生低学年親子参加25組限定>
<対象B:小学生高学年50名>

nobuta@bb-create.com  担当/延田(ノブタ)
代表者の名前、連絡先(電話、メール)、参加人数で応募可能

東海地区のバスケの今後がみれるのではないでしょうか!近県の方も是非足を運んでみてください。

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2006年8月 1日 (火)

「企業スポーツ」から「プロスポーツ」へ(その1)

時間が空いたが、「企業スポーツ」と「プロスポーツ」の比較をしていく。

まずは、日本・韓国・台湾以外には見られないという企業スポーツについて見ていく。

「企業スポーツ」のあゆみ

・戦後復興以降の経済成長時の企業育成政策
 企業が保養所・体育施設を作ることが奨励され、その建設には免税措置が取られた。

・企業クラブ強化にスポーツ優秀な学生を雇用

・各競技団体は興行収入からチームへ利益分配せず

・体育施設の管理費・遠征費などは企業負担

・JOCがスポーツ賞を授与しているが社会的評価は変わらず

・地域貢献の手応えなく宣伝効果を感じなくなり廃部が相次ぐ

というように、長い年月、教育現場や企業に生活支援と練習環境を頼ってきた惨状が今あるようだ。

「企業スポーツ」の弊害

企業スポーツの持つ企業対抗戦の形は指導者の横のつながりが希薄となり、技術向上ノウハウが広がらず、国内全体として競技レベルが上がらない問題を抱える。
更に、国内の企業対抗の大会優勝を最優先とし、全日本チームに選手を出さない企業チームがでてしまう。

オリンピックを見ると、欧米の選手は弁護士などの職業を持っていることもめずらしくないが、日本では該当競技の強い企業に所属するしかない。
このことは、職業選択の自由がなく、学校卒業後にスポーツ競技を継続するかどうかを迫られることになる。このことはスポーツに親しむ文化を発展させず、また企業スポーツを選んだ選手のセカンドキャリア問題を生んでいる。

そして企業名がチーム名となっていることで壁となり、「ファンが限定される」「自治体の協力を仰げない」「市民参加が難しい」といった環境から抜けられない悪循環の中にある。

バスケ界の中でのもがき

プロ契約選手を抱えながらも、キャラクタ商品化もせず、華やかさをアピールできず、また興行が収入とならないために、PRもできず、PRしないからファンが増えないというのがJBLの状況と考えられる。

プロの必要性を所属企業に訴え続け、3年してプロ1号となった外山選手は引退後の月刊バスケットボールの対談で「(プロ契約という名の)契約社員化はいまだに軌道に乗らず、後進の道を狭くした」と後悔の念を示した。

トップリーグが活性化せず、バスケ人気を呼ぶハズのプロが名ばかりのものとなり、バスケ普及力に乏しいのが実情である。

日本独自の企業スポーツ

広告塔の"走り"は、読売新聞初代社長:正力さんが販売促進のために球団を持ち、テレビとメディアミックス戦略を進めてきて、今でも巨人がプロ野球界を牛耳っている。(この宣伝策に対抗したのが朝日新聞で、高校野球を美化した。)

巨人軍には営業部がない代わりに、読売新聞社の販売店などがチケット販売を担う他は東京ドームでしか買えない仕組みとし、プレイガイドなどには流通させないという親会社の戦略で、プラチナチケット化している現状である。

このように1企業が仕切る意味では、プロ野球もある意味では企業スポーツであるとするのはスポーツジャーナリスト:玉木正之さんだ。

MLBでは、ホームグランドとなるスタジアムは自治体が税金で建設し、永久無償貸与し、地域密着度・ファンサービス度が高く、相乗効果を生んでいる。
日本が行政と企業スポーツが絡めないのとは対照的であり、このことは地域密着型のプロスポーツの必要性を物語る事例の一つと言えるのではないか。

次回は、上でみた企業スポーツに対比させ、プロスポーツについて触れていこうと思う。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2006年7月 | トップページ | 2006年9月 »