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2006年12月27日 (水)

バスケのエバンジェリストは?

朝日テレビで、中田の引退後の旅の様子を放映していました。

アジアを回り、サッカー普及活動をしているようです。

行く先々で、子供達にサッカーボールを一個づつ「手渡し」していました。

同じくサッカー:北沢豪さんは、あちこちの国に(協会からの)サッカー使者として講習会をしに出掛けているようです。

彼は、サッカーを通して人間の成長を助けるというテーマで取り組んでおり非常に好感が持てます。

サッカーをしていない地域で、はだしの子達相手に、まずは手でパスをさせ、二人で2個のボールを同時にパスすることで、

「呼吸(タイミング)を合わせる」
「(そのために)声をだす」
「どこにどういう風にパスするかを相談(相手とコミュニケーション)する」
「トライする」
「再度相談して調整する」

といった生活の中のあらゆる事象に応用できるということを体感させることで、人間の成長の助けになればというポリシーを貫いています。

パスという意味では、バスケットも同じことで、パスの技術よりも先に

コミュニケーションすること

に重きを置いている点に深く納得させられました。

この模様はNHK「親子教室」とかいった番組で、現地の映像を紹介し、スタジオでは日本人の親子にこの手でのパスをさせることで、ある父親には「初めて自分の子供と目と目で会話した」と言わしめました。

サッカーの指導方法の一部を用いて、手でパスをすることで【親子の会話】を体験させ、短い時間の中で本人に多大なる感動を与えるという様子に感嘆しました。

バスケにおける伝道師(エバンジェリス)は、いない訳ではありませんが、こういったアプローチではなく、「すること」を目標に据える形を追い求めるケースが多いように思います。
それ自体を否定するものではありませんが、バスケという競技がサッカーという競技の発達・普及に比べて、やっぱり50年ほど遅れているのだという再認識をさせられた気がします。

バスケットボールの単一競技の中だけで見ても、アメリカと比べて、25年以上は遅れているといえます。

1979年のマジック vs. バードのNCAA対決に端を発してNBAがビジネス的に成功の道を辿ってきたことを考えると、アメリカにおいてもビジネスとしてバスケは1980年を境目に大きく飛躍して訳です。

日本におては、昨年bjリーグが発足し、来年は協会系列の(セミ?)プロリーグに移行していきます。バスケビジネスとしての創世記です。アメリカではABAリーグがNBAに吸収されていくのが1980年以降であり、まさしく似たような土壌がやっとできつつある、といった情勢です。

この先に、新たなスターが大学バスケ界からビジネスバスケットリーグ入りし、田臥以上の盛り上がりをまたもたらしてくれる・・・といったストーリーを心待ちにしたいところです。

中田・北沢のようなエバンジェリストは、その先に現れていくものと期待します。

野球では、野茂ベースボールクラブや、四国アイランドリーグ(社長である元西部の石毛さんは、以前紹介したJリーグ:バンフォーレ甲府の地域密着に成功した経営の仕方を自分の目と足で学んで取り入れていくようです)や、欽ちゃん球団などの話題も多く、今回のプロドラフトに1名引っ掛かるといった環境が出来ています。
また、松坂が渡米前に是非やりたいという野球教室で子供との触れ合いも実施されました。
どれもプロで成功した人が先頭に立つからこそ、世論や子供達が自然についていっている様子が伺えます。プロリーグが一つだろうが二つだろうがそれ以上だろうが、成功あるのみです。
そこからバスケのスター選手を輩出することで、本当のバスケの普及が始まるのだと確信します。

竹内兄弟がインカレ決勝で対決したことがいいキッカケですが、ウィンターカップにも注目したいところです。ガンバレ未来のスター達!!

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