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2007年1月19日 (金)

バスケが日本で根付くために必要なもの

テレビ東京月曜深夜1/8放送の『カンブリア宮殿』という番組で、松井秀喜@ヤンキースが何気なく「野球はまだサッカーと比べると国際的にナショナ リズムがない」と語った。そして、「もしWBCのような大会に自分が参加できたら国の誇りを感じられるのではないか」と加えた。

雑誌広告に「イチローがWBCで気を吐いた理由」みたいな見出しを見付けたのを思い出した。松井のこの発言については参加していないがための軽い発 言だったとは言えるが、的を得ている。というのもアメリカにおいてWBCがバスケのマーチマッドネスの頃だったが故にほとんど関心を呼ばなかったと聞 く。アメリカの情勢を肌で感じている松井はそういったことを称してナショナリズムを持ち出したのだと考えられる。

新旧バスケファンは世界選手権で日本代表にナショナリズムを感じた。感じたからこそ、その後のバスケ興行の観戦者数が伸びてきているのではないだろうか。

思い起こせば世界選手権のさいたまスーパーアリーナで、周りにバスケ観戦が初めてだと思しき方々に遭遇した。バスケ経験者に会場に連れてこられ、 「今のは反則なの?」「どうしてこっちのフリースローなの?」とか聞いているのに対し、経験者らしき人が解説をしているシチュエーションはその後のbjリーグ観戦の際にも何度か目に耳にしている。

明らかにナショナリズムを賭ける舞台を経て、評判を呼び、世間に認知され、バ スケファンは増えたのである。

ここからは1月9日の日本総合選手権が物語る今後のバスケ界  を受けて、バスケが根付いているかどうかについて再アプローチしてみる。

では、教育、趣味、プロ、文化/社会の順で現在の認知度をみていく。



◆1◆ 教育的に「体育」の場面から運動部へ派生している競技として認知されているか

 部活においては、サッカーや野球と同程度の競技人口を得ており、ウィンターカップは冬の風物詩ともなり、高校サッカー程ではないが今年も注目を浴びた。
 しかしプレー人口は残念ながら部活を終えた年代、すなわち高卒もしくは大卒の時点で明らかに減る傾向にある。バスケは走るのが大変なスポーツだということもあり、部活の期間で燃え尽きたと自分でもう走れないと決め込むからである。

とは言え、社会人になってもバスケに興じる場を求める人は少なくない。

もう少しで春になる。世界選手権を経て、こういった動きにどう変化がでるかみてみたい。



次回は趣味的な認知度についてみてみようと思う。

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